若者の退職

アベノミクスにより日本の景気は改善傾向にあると言われていますが、未だに不景気が続いている為、就職活動を行っている学生たちの就職難もまだまだ課題となっています。その一方、就職をした若者が入社3年以内に会社を退職してしまうという事態が増加傾向にあり、ひとつの社会問題とも言われています。厚生労働省の調査では、3人に1人の若者が入社3年以内に会社を退職しており、業種別に見てみるとサービス業での割合が高く、特に「教育・学生支援業」、「宿泊業、飲食業」、「生活関連のサービス業、娯楽」などでは半数近くの若者が入社3年以内に退職しています。

サービス業での退職率が高い理由としては、他の業種に比べ労働時間が不規則なことが多く、労働時間も長く賃金水準が低いということがあげられます。また、サービス業では人員不足が課題になっている場合が多い為、十分な社員研修が行われないまま現場に配属され従業員との人間関係や仕事がうまくいかないことも理由としてあげられています。このように入社してすぐに退職してしまう若者のその後は、仕事が続かずに職を転々としてしまったり、一度退職した為に退職癖がついてしまったりと、約80%はその後正社員にはなれていないとも言われています。

再就職の繋ぎとしてアルバイトを始めてそのままフリーターになる人も多く、退職する際に先のことを深く考えずに辞めてしまった場合、このように再就職できなかったりすることもあります。

Copyright © 2014 早期退職者の増加 All Rights Reserved.